そもそもすだれと付き合いが始まったのはむかしもむかしで 代官山でお店始めたころからいたわしと同い年のバイトの女の子が店を辞めるとき「九州に引越すので部屋の壁に掛けていたすだれ 店で使いませんか?」と言ってきたときからなんじゃわ 店のすぐそばの木造アパートに住んでおった彼女の部屋に行くと 壁一面に茶い葦のすだれがぐるっと掛かっておった ぼろアパートも渋くて味がある落ち着いた部屋になっておった 全部で5本頂いてさっそく店で壁にかけたり間仕切り代わりにしたもんじゃわ つねにすだれのある猿楽珈琲じゃったな さよならすだれ(じつは見えんところにまだすだれはあるけどな)
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